お知らせ 2026.09.15
【編集部だより】秋の登山における注意喚起
西日本最高峰・石鎚山は、秋になると山全体が鮮やかな紅葉に彩られ、多くの登山者を魅了します。赤や黄色に染まる木々の間を歩き、振り返れば四国の山々を一望できる――そんな秋ならではの絶景を楽しめるのが、石鎚山登山の大きな魅力です。特に紅葉の時期には、標高によって色づき方が異なるため、登るにつれて変化していく景色を楽しめるのもポイント。澄んだ秋空の下では、遠くまで広がる山並みがより美しく見えるでしょう。

一方で、秋の石鎚山は注意も必要です。標高が高いため、平地では暖かくても山頂付近では気温が大きく下がります。天候が急変することもあり、強風や雨、濡れた岩場などによって足元が滑りやすくなる場合もあります。特に鎖場を利用するルートでは、無理をせず、自分の体力や経験に合ったコースを選びましょう。紅葉シーズンは登山者が増えるため、混雑によって予定より時間がかかることもあります。余裕を持った行動時間を設定し、日没前に下山できるよう計画することも大切です。
服装は、汗をかいても冷えにくい速乾性のインナーに、フリースやダウンなどの防寒着、雨具を重ねる「重ね着」が基本。滑りにくい登山靴、手袋、帽子に加え、ヘッドライト、飲料水、行動食、地図や登山アプリ、モバイルバッテリーなども準備しておくと安心です。気温や天候に合わせて着脱できるよう、荷物に余裕を持たせておくと快適に歩けます。
紅葉の美しさに目を奪われがちですが、山では「安全第一」が鉄則。事前に天気や登山道の状況を確認し、時間に余裕を持った計画を立てましょう。しっかり準備を整えて、秋の石鎚山でしか味わえない、雄大な自然を満喫してみてはいかがでしょうか。

(紅葉で鮮やかに色づいた石鎚山)

