お知らせ 2026.05.29
【編集部だより】ロングトレイルの紹介・説明
石鎚の稜線をつなぐ夢――「石鎚山系ロングトレイル」の未来へ
新緑の季節を迎え、石鎚山系は登山やアウトドアに最高のシーズンを迎えています。
今回は「石鎚山系ロングトレイル」についてお話しします。

ロングトレイルとは、ピーク(山頂)を目指すことだけを目的にせず、山並みや尾根、ときには麓の集落をつなぎながら、自然と文化を感じて「長く歩く旅」のことです。
ここ石鎚山系には、西日本最高峰の石鎚山を筆頭に、瓶ヶ森、笹ヶ峰といった1,800メートル級の美しい稜線が連なっています。愛媛と高知の4市町村(西条市・久万高原町・いの町・大川村)にまたがるこの広大なエリアは、まさにロングトレイルのダイナミックなキャンバスそのものです。
「あの山から、次の山へ。県境を越えて歩き続ける」
そんな贅沢な挑戦ができるのがこのエリアの魅力ですが、長く美しい一本の道を維持するためには、日々の地道な手入れが欠かせません。崩れた登山道の修復、ササ払いや草刈り、さらには生態系を守るための環境調査など、広大なトレイルの維持には多くの力が必要です。
現在、この豊かな自然を未来へつなぐため、地域の枠を超えたボランティアのみなさんによる保全活動が大きな支えとなっています。汗を流しながら登山道を整備してくれる方、山のマナーを伝える活動に参加してくれる方、そんな「山を愛する人たちの手」によって、このロングトレイルは守られています。

ただ景色を楽しんで通り過ぎるだけでなく、自らの手で道を育み、時には麓の町で地元の食を味わい、歴史に触れる。そんな「石鎚山系ならではのロングトレイル文化」を、これからもみなさんと一緒に作っていきたいと考えています。
この週末、あなたならどの稜線を繋ぎますか?
一歩踏み出せば、そこから新しい旅が始まります。
一歩踏み出せば、そこから新しい旅が始まります。


