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お知らせ 2026.03.06

【編集部だより】イシヅチゴケ

イシヅチゴケは、石鎚山の名前がついた唯一のコケです。

北海道~九州にかけての高山~亜高山に点々と分布しており、石鎚山系では、崩壊地の土上や岩壁のクラック内で稀に見ることができます。群落は1円玉から手のひら程の大きさです。

丸みのある葉がツバキの花のように重なり、その中心部には、緑色の粒々とした無性芽(むせいが)や胞子体(ほうしたい)をつけます。この無性芽と胞子を撒くこと、ちぎれた植物体が再生することでコケは増えていきます。崩壊地などは、不安定な環境であるため、イシヅチゴケは生長してすぐに無性芽や胞子を撒き、消失することが多いです。

 

崩壊地に生えるイシヅチゴケ

 

未熟な胞子体を伸ばすイシヅチゴケ

 

葉のつけねに緑色の無性芽をつける