お知らせ 2025.04.07
【編集部だより】石鎚山系の植生(オオヤマザクラ)
サクラにはたくさんの種類と品種があります。愛媛に自生するサクラの種類には、ヤマザクラ、エドヒガン、ウワミズザクラ、オオヤマザクラ、イシヅチザクラなどが知られています。
オオヤマザクラは北方系のサクラで、四国や九州では稀に植生している品種です。花は4月下旬から5月上旬に咲き、山地に多く自生するヤマザクラよりも少し大きく、図鑑では花の色は淡紅色と表現されますが、実際にはもっと濃く華やかに見えます。別名ベニヤマザクラとも呼ばれるようです。木は15mを超えるような大木になりヤマザクラよりも樹皮が黒く見えます。
石鎚山系での生育場所は限られており、八丁坂付近や面河渓で見られますので、紅色の花を探してみてください。