お知らせ 2023.11.22
冬の石鎚山系を登山する皆さまへ
山の季節はすでに冬に突入しており、早朝夜間は気温が氷点下になることもあります。登山者の皆様は、遭難、ケガ、事故などの非常事態に備え、万全の装備のもと登山してください。
石鎚山系はアイゼンが必要な山です(軽アイゼンは不可)。アイゼンを履いて歩行できたとしても、雪の斜面は滑りやすく滑落の危険が高まりますので、下記のことに十分ご注意ください。
また、経験のない方は、絶対に単独で登らないようにしてください。
冬山登山の注意事項
◆冬山では用意する装備の種類が多く、防寒着などで荷物がかなり重くなります。それを背負って、慣れないアイゼンやスノーシューで歩くことは、夏山より相当の体力が求められます。
また、日没の時間も早いので、余裕のある計画を立てましょう。
◆特に冬山は通常の登山より滑落防止の技術が必要となりますので、しっかりとした技術指導者、ベテランの登山者と一緒に登ってください。
◆登山道は雪でおおわれています。12月から5月下旬まで雪が残るため、事前に山の状況を確認しましょう。
◆事故に遭ってしまった場合は、二次災害の可能性もありますので、自分たちで助けようとせずに、必ず登山道上で救助を待ちましょう。(西条警察署:0897-56-0110)
登山の心得
◆経験・技術・体力に応じた計画を立てましょう。
◆天気予報には、十分注意しましょう。注意報や警報には要注意!!少しでも危険を感じたら中止、下山をしましょう。
◆十分な装備で登山をしましょう。
携帯電話(予備電池)、地図、コンパス、予備食料、防寒具、ラジオ、ヘッドランプ、手鏡、笛、絆創膏や包帯などの救急医薬品など
◆登山計画書を提出しましょう。
家庭・職場には行き先を伝え、地元の警察署・交番などには登山届を出しましょう。(西条警察署 :0897-56-0110)
◆特に下山に注意しましょう。下山時は、気力・体力ともに衰えているので要注意!!
簡易登山届と登山計画書の様式例のダウンロード
登山計画書の記載例は、こちら「日本山岳協会ホームページ(外部リンク)」をご覧ください。
当サイトでは、安全に山を登るために登山前に確認しておくべき以下の12の項目について解説しています。単独行動はしない、防寒対策をしっかり行う、登山届を提出するなど、登山する前に注意事項をよく確認しておきましょう!
ご熟読の上、万全の準備で登ってください。